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 建設〜開業ドキュメント(3/3)
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開業間近、準備は着々と進む… '99.7

 右写真は南北線の赤羽岩淵駅に掲示されている「駅周辺図」で、 すでに「埼玉高速線」のルートと文字が記されている。また、 唯一の地上区間である浦和大門駅(仮称)では、 駅舎の建設工事もたけなわだ。 いよいよ開業間近、少しずつその形が見えてきた。

Sautama-kosoku Line
駅周辺図にも登場 南北線赤羽岩淵駅
誤植があるが...(Sautamaになっている)
浦和大門駅
建設工事もはじまる 浦和大門駅
'99年7月撮影

浦和美園以遠へ、延伸は2015年を目指す '00.1

 2000年1月27日に、運輸省の諮問機関である運輸政策審議会が答申した整備基本計画で、 「2015年までに開業が適当」とされた路線に、「東京7号線の延伸(浦和美園−蓮田)」 が盛り込まれた。これにより、埼玉高速鉄道は、浦和美園より更に北進し、 岩槻を経て蓮田への延伸が実現する可能性が濃厚となった。 いよいよ赤羽岩淵−浦和美園間の開業も間近に控え、 沿線ではにわかに延伸に向けた動きが活発になりそうだ。

車両基地の工事も進む '00.4.14

浦和美園車両基地

 浦和美園駅の先、浦和市(2001年5月から「さいたま市」)大字大門下野田、 中野田に建設されている浦和美園車両基地も、 いよいよその姿を完成形に近づけてきた(=写真)。2000年4月14日現在、 10本の留置線(うち2本は手洗い洗浄線)、4本の検修線と4本のモーターカー庫、 検修庫とモーターカー庫の間の1本、計17本などに線路が敷設され、架線柱も立っている。 また、検修庫の建物や社屋などもほぼ完成しており、開業が近いことを感じさせる。 車両基地の東側には更地部分もあり、これは将来の岩槻・ 蓮田方面への延伸構想が実現した際の本線、あるいは車両基地の拡張用として利用できそうだ。
 写真右後方は、W杯準決勝の会場「埼玉スタジアム2002」。


浦和美園駅・浦和美園車両基地配線図
(参考文献:「鉄道ピクトリアル」・埼玉高速鉄道提供資料、ARC Network実地調査)

配線図

浦和美園駅は2面2線、W杯用臨時ホームを設置 '00.6

 ARC Networkの調べによると、 従来、浦和美園駅は2面3線のように見えたが、その後の調べで、 2面2線の構造であることが判明した。これは、 島式ホームの1面2線に加え、W杯など多客時対応用の対向式ホーム1面1線の構造。
 浦和美園駅の駅舎もほぼ完成。正面側外壁にはサッカーボールと選手の足、 そして2002の文字が立体的に描かれ、反対側壁面にも、 2002の文字とセピアカラーのサッカー選手の絵が描かれている。 出入り口は線路をはさんで2箇所となる模様で、臨時改札口や臨時券売機6台などもあるようだ。

浦和美園駅舎遠景
浦和美園駅舎遠景
周囲は長閑な農地が広がっている
浦和美園駅ホーム
浦和美園駅のホーム先端部
手前のホームにはホームゲートがない


トンネルと線路がつながった! '00.6.22

川口元郷方トンネル
赤羽岩淵駅からトンネルを見る
車止めの向こうに新たな線路が…!

 着々と進められてきた建設工事はいよいよ佳境を迎えている。6月22日現在、 ついに南北線赤羽岩淵駅と接続され、新線のトンネルが姿をあらわした。 まだ架線は張られていないが、軌道工事の竣工も間近といえそうだ。

 6月末現在、浦和美園駅付近の地上部では、架線の設置工事も始まっている。

レール締結式を挙行。開業のあしおと聞こえる '00.8.31

 8月24日、埼玉高速鉄道の浦和美園車両基地で、埼玉高速鉄道会長の土屋埼玉県知事、 営団地下鉄総裁の土坂氏などが出席して、レール締結式が行なわれた。 この後、軌道の設備工事などが続けられ、来年3月28日の開業をめざす。 開業日の目途については、今春、土屋知事が埼玉県議会で発言していた。
※埼玉新聞HPの情報による。

ついに車両が完成! '00.9.24

2000系甲種輸送
機関車に牽かれる2000系
東海道本線大船 '00.9.24

 9月23日、車両が製造された兵庫の川崎重工業から発送された2000系電車1両は、 24日に首都圏に到着。25日未明には、営団地下鉄の綾瀬検車区に搬入される。 車両はその後どのような動きを取るかは不明だが、 自社の浦和美園車両基地へは、11月中旬に、 千代田線〜有楽町線〜南北線を経由して自走していく模様。

綾瀬の2000系、準備着々! '00.10.7

2000系行先表示
2000系の前面LED
営団綾瀬検車区 '00.10.5

 9月25日未明に営団地下鉄綾瀬検車区に到着した2000系は、 その後各種調整が行われていた模様だが、いよいよ検車区内での試運転が開始された。 10月5日に確認したところでは、綾瀬工場の試運転線で、行先表示や前照灯、 尾灯などを点灯、ドアの開閉なども行っていた。営団の社員のほか、埼玉高速の社員の姿もあった。 今後の動きが注目される。
 右のアップ画像を見ると、「88M 試運転」を表示している。また、向かって左下には、 9000系と同様のホーム画像受信機も見える。

※車両についての詳細は、こちらもご覧ください。

赤羽岩淵駅の駅名標に「川口元郷→」 '00.10.14

駅名標
次は、川口元郷
赤羽岩淵駅 '00.10.14

 10月14日に確認したところ、赤羽岩淵駅のA線(1番線)の駅名標が取り替えられており、 次駅が「川口元郷」と書き込まれていた。今のところ、紙を貼って隠してある。

工事の進捗状況について '00.10.16

 車両の搬入を間近に控えた埼玉高速鉄道では、建設工事がいよいよ佳境を迎えている。 浦和美園駅はすでに看板類の設置も始まっており、1番線・2番線には 「赤羽岩淵・目黒・武蔵小杉方面」の文字が書き込まれている。 また、ホームゲートも稼動試験を実施しており、ドア開閉時には、 「ピンポン、ピンポン」という音が鳴っていた。

ホームゲート
浦和美園駅ホームゲート
ステーションカラーの赤色
案内板
1・2番線の看板
黒地に白文字で書かれている


 1999年夏頃には完成していた鳩ヶ谷駅(写真左下;鳩ヶ谷市民センターDove)を除く各駅は、 現在、駅出入口の建設が急ピッチで進められている。 各駅ともにデザインが異なるようだ。写真右下の東川口駅もほぼ完成しており、 JR東川口駅と屋根がつながっていて、雨が降っても濡れない構造。 エスカレーターのベルトはステーションカラーと合わせてあるようだ。
 このほか、各駅ともに公共駐輪場が整備されることになっているため、 この工事も並行して進められている。

鳩ヶ谷駅
鳩ヶ谷駅ビル「ダヴ」
'99年夏には完成していた
東川口駅
JR東川口駅と地下鉄の駅
奥に見えるのが埼玉高速鉄道線の駅。


看板類の設置もはじまる '00.10.25

東川口駅
SR東川口駅
画像提供:綾瀬川橋梁様

 埼玉高速鉄道の駅舎建設は現在佳境に差し掛かっているが、 ひとあし早く完成した東川口駅で、早くも駅の看板が設置された。 10月22日頃に設置された模様で、上から紙を貼って隠してある。 これから、形になって目に見えてくる部分が増えてくることだろう。
※情報提供:綾瀬川橋梁様

車両搬入を間近に控えた浦和美園車両基地 '00.11.6

浦和美園車両基地
基地の東側は歩行者専用道に
後方に見えるのが埼玉スタジアム2002

 11月中旬の車両搬入を間近に控え、浦和美園車両基地の受け入れ準備が進んでいる。 11月初頭現在、基地内の架線には電気が流されているほか、 入換用の信号機にも灯が入っている。
 また、基地の東側に空けられていたスペースは、将来の本線延伸用と思われるが、 W杯時の観客移動に使われる「歩行者専用道路」として整備が行われている。 ワールドカップやJリーグの開催時には、多数のサポーターで賑わうことになりそうだ。

準備状況について '00.11.14

SR2000
営団線内での2000系試運転
千代田線綾瀬駅 '00.11.14

 地上側については、ほぼ完成している模様。11月10日の夜に、 営団南北線との接続部分について、車止め等を撤去。赤羽岩淵駅南方に、 SR線内折返し運転が可能なように、入換信号機が設置され、既に稼動している。 また、11月14日には赤羽岩淵駅A線北方に、ホーム画像送信機が設置された。
 一方、車両側は営団線内での試運転を実施。千代田線内を往復している模様。


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