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地下鉄乗り入れ前夜その2
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 地下鉄乗り入れ前夜 その1

地下鉄乗り入れ用新型車両「3000系」が登場  '00.4

3001F@桜木町
3000系1次車(東横線桜木町駅)

 東京急行では、1999年4月16日から、新型3000系電車(当初は8両編成)を投入し、 東横線で営業運転を行なってきた。 この車両は東急の次世代標準形式として位置付けられるもので、今回の投入は、 2000年秋からの南北・三田両線への乗り入れにあわせたもの。
 現在までに6両編成12本が投入されており、2000年度に予備車1本が投入される計画。 開業時までに必要数の13本をそろえて、乗り入れ運用はすべてこの形式でまかなう。
 南北・三田両線への乗り入れ対応という位置付けから、地下鉄線内のATC/ATOワンマン運転、 ホームドア(ホームゲート)対応としている。また、無線装置についても、 従来車と異なり複数チャンネル対応となっている。
 これらの編成は目蒲線の系統分離が実施される8月6日から目黒線で営業運転につくもようで、 1次車についても、6両化に伴う諸工事を施工し組替えが行なわれた。

乗り入れ準備進む目黒線区間 '00.5

 直通列車を迎え入れる格好の東急では、目黒線での受け入れ準備が徐々に目に見えてきた。 2000年5月27日現在、 多摩川園、新丸子、武蔵小杉のホームゲートは既に完成しており(=写真上)、 他の目黒線各駅でも、ホーム延伸工事、ホームゲート取り付け準備工事が進んでいる。 このうち田園調布駅などでは、現在の目蒲線の電車が停車しない部分にホームゲートが設置され、 ドア部分は多摩川園〜武蔵小杉間の各駅と異なり、グリーンに塗装されている。また、 大岡山駅ではオレンジ色に、目黒駅では薄青色に塗られており、 各駅の壁面デザインとドアの色を合わせているようだ。(=写真下2つ

 ホームゲートは京三製作所製で、目黒−武蔵小杉間の目黒線全駅に取り付けられることになっており、 この区間でワンマン運転を実施する。ただし、不動前・武蔵小山・西小山の3駅については、 現在、立体交差化事業による仮設ホームとなっているため、 本設工事が完了するまでの間、ホームゲートは設置せず、 駅員が目視による確認をして安全を確保するとしている。
 東急各駅では、いよいよ都心線開通に向けた工事や試運転、 8月6日からの路線名、駅名の変更などを知らせるポスターが貼り出され、 開業が近いことを感じさせる。

ホームゲート(武蔵小杉駅)
武蔵小杉駅のホームゲート
ホームゲート(田園調布駅)
田園調布駅のホームゲート
ホームゲート(大岡山駅)
大岡山駅のホームゲート
ホームゲート(目黒駅)
目黒駅のホームゲート

 一方で、目黒線(目黒−武蔵小杉間)では、試運転が繰り返されている。 これはATCや定位置停止支援装置(TASC)など新機軸を盛り込んでいる同線での性能試験、 乗務員の習熟をはかるためのハンドル訓練などで、 2000年1月24日から、東急3000系を使用しての試運転が実施されており、 4月24日からは南北線・三田線の新規開通区間の工事も完了し直通試運転も開始されて、 営団、都営の車両も入線しているほか、東急3000系も南北線・三田線へ乗り入れている。 試運転は、主に偶数日の深夜に実施されているが、 閑静な高級住宅街での深夜の試運転ということで、近隣住民からの苦情があったため、 休日の深夜の試運転は中止されている。

都心線の名称は「目黒線」 '00.5

ホーム案内板(多摩川駅)
ホーム案内板(多摩川駅)

 目蒲線は、南北・三田両線との直通運転開始に伴い、運転系統を「目黒−蒲田」 から「目黒−武蔵小杉」の「目黒線」と、「多摩川−蒲田」の 「東急多摩川線」とに分離することになっている。(多摩川園駅は多摩川駅に改称。) この系統分離は、直通運転開始の9月26日に先立ち、8月6日(日)から実施されることになった。 これは、運転士の習熟や、編成替えに伴うホームゲートの設置工事などの準備が必要なためで、 8月6日から9月25日までの間は、目黒−武蔵小杉間のみでの3000系の折返し運転が行なわれることになる。

 なお、同時に多摩川−蒲田間は3両編成での運転に短縮され(現行4両編成)、 ワンマン運転を実施するために、定位置停止支援装置(TASC)も導入されることになっている。
写真は目黒線の看板が設置された多摩川園駅3番線/'00.5撮影)

三田線6300形、日中奥沢に姿を見せる '00.6

6306F
奥沢に姿を見せた6306F
6315F
続いて入線した6315F

 6月13日、雪が谷検車区奥沢班に、日中都営6300形が姿を見せた。編成は6306F (2次車)で、目蒲線の東急車両や3000系と並ぶシーンが見られた。 日中に6300形が東急線内で見られたのは初めてのことと思われる。 左の写真は13日に奥沢に姿を見せ、東急の車両と並んだ6305F。

 また、15日未明の試運転後、奥沢留置の編成が6315F(3次車)に交換された。 右の写真は15日撮影の6315F。2次車とはスカートの形状が異なる。

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