乗り入れ準備進む目黒線区間 '00.5
直通列車を迎え入れる格好の東急では、目黒線での受け入れ準備が徐々に目に見えてきた。
2000年5月27日現在、
多摩川園、新丸子、武蔵小杉のホームゲートは既に完成しており(=写真上)、
他の目黒線各駅でも、ホーム延伸工事、ホームゲート取り付け準備工事が進んでいる。
このうち田園調布駅などでは、現在の目蒲線の電車が停車しない部分にホームゲートが設置され、
ドア部分は多摩川園〜武蔵小杉間の各駅と異なり、グリーンに塗装されている。また、
大岡山駅ではオレンジ色に、目黒駅では薄青色に塗られており、
各駅の壁面デザインとドアの色を合わせているようだ。(=写真下2つ)
ホームゲートは京三製作所製で、目黒−武蔵小杉間の目黒線全駅に取り付けられることになっており、
この区間でワンマン運転を実施する。ただし、不動前・武蔵小山・西小山の3駅については、
現在、立体交差化事業による仮設ホームとなっているため、
本設工事が完了するまでの間、ホームゲートは設置せず、
駅員が目視による確認をして安全を確保するとしている。
東急各駅では、いよいよ都心線開通に向けた工事や試運転、
8月6日からの路線名、駅名の変更などを知らせるポスターが貼り出され、
開業が近いことを感じさせる。

武蔵小杉駅のホームゲート |

田園調布駅のホームゲート |

大岡山駅のホームゲート |

目黒駅のホームゲート |
一方で、目黒線(目黒−武蔵小杉間)では、試運転が繰り返されている。
これはATCや定位置停止支援装置(TASC)など新機軸を盛り込んでいる同線での性能試験、
乗務員の習熟をはかるためのハンドル訓練などで、
2000年1月24日から、東急3000系を使用しての試運転が実施されており、
4月24日からは南北線・三田線の新規開通区間の工事も完了し直通試運転も開始されて、
営団、都営の車両も入線しているほか、東急3000系も南北線・三田線へ乗り入れている。
試運転は、主に偶数日の深夜に実施されているが、
閑静な高級住宅街での深夜の試運転ということで、近隣住民からの苦情があったため、
休日の深夜の試運転は中止されている。