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2008年6月現在、9本54両在籍
1次車:2003年1月1本6両
増備車:2004年3月1本6両
2次車:2006年9月〜10月2本12両
3次車:2008年4月〜7月6本36両
1次車
(5181F〜5182F:東急車輛製)

5080系1次車(5182F)
1次車の2編成のみ行先表示が3色LED |
2003年1月に、目黒線用に6両1編成が誕生した。これまでの3000系に代わり、東急電鉄の次世代標準形式として、東急車輛が送り出した田園都市線5000系の目黒線タイプで、区分上、形式は5080系となった。1編成目の5181Fは、先頭部分の色がゴールドに塗られているが、5182Fでは他の5000系シリーズと同じシルバーとなっている。
基本的には、2002年から田園都市線に投入されている5000系基本番台と同等の車両であるが、ATO(東京メトロ・都営線内用)TASC(東急線内用)が装備され、ワンマン運転のためのモニターと受像機、遮光フィルムの設置、ホームドア対応装備などの違いがある。このため、運転台の配置も極力3000系と同じように配置されており、外見上は5000系列であるが、中身は3000系にも近い車両といえる。 外観上では、側面上部の帯の色が3000系と同じ紺色にされているほか、5000系では種別表示器が設置されているのに対し、5080系ではこれが省略されている。また、先頭車の長さも異なっている。
車内のデザインについても、3000系と類似した色調に合わせられたほか、扉上部の旅客案内表示器も、5000系で採用されているカラー液晶画面(TIP)ではなく、3000系と同じ発光ダイオード(LED)のものが設置されている。ただし、このLED表示器は、3000系では千鳥配置であったのに対し、5080系では全ての扉上部に設置されており、サービスの改善が図られている。 座席の形状は田園都市線の5000系と同じで、袖仕切りとポールも、JR東日本の209系量産車以降東急車輛の標準タイプとなっているものである。 全体には5000系をベースとしながらも、床下機器を含むハード面、ソフト面ともに、できるだけ3000系に合わせられている。これは、3000系が運用の中心となる目黒線では、ホームドア対応などのシステム面を含め、3000系と統一しておいた方が得策との判断があったものと推測される。

車内案内表示器はLED方式
全ての扉の上部に設置されている |

'04年からラインカラーを追加
田都は緑色、東横は桃色、そして目黒は紺色 |

インテリアは(5000系+3000系)÷2 ?
座席は赤系、床や壁は青系を採用 |

運転台配置は3000系がベース
ATO・ホームドア関係の機器が並ぶ |

貫通扉の上に幕式の路線表示器
東急線内上りのみ三田線は橙、南北線は緑色で表示 ※'06年9月まで |

側面表示器は路線表示と一体のもの
写真は路線表示と急行表示が同時に行われた場合 ※急行運転開始前に路線名表示は廃止 |
2次車
(5183F〜5184F:東急車輛製)
2006年9月、目黒線での急行運転開始とこれに伴う運用の増加のため、6両1編成が導入された。(10月にも1編成導入。) この編成は、これまでの5080系とは異なる点が多い。最も大きな変更点としては、車内の旅客案内用表示装置が、これまでの3色LED(2段表示対応)から、15インチフルカラーLCD(出入口1ヶ所あたり2画面)となったこと。東急他線やみなとみらい線で走っている5000系シリーズ・Y500系などと同じく、向かって左側には「TOQビジョン」と名付けられた広告用の画面、右側には案内表示を行う画面が組み込まれている。 先頭および車体側面の行先表示器ついても変更され、行先は従来の3色LEDからホワイトLEDに、種別は電動幕からフルカラーLEDにと替わっている。ただし、先頭部の運行番号表示器については従来の3色LEDのままとなっている。 このほか、優先席部の手すりの形状が、直線のものからラウンドしたものとなり、掴まりやすいような配慮もなされている。

先頭部の種別・行先表示器
先進技術でフルカラー化、白色化された |

車体側面の表示器
東横線5050系同様、1画面に種別と行先を表示 |

扉上部左側の「TOQビジョン」
広告、環境映像、お知らせなどを表示する |

扉上部右側のフルカラーLCD画面
旅客案内、運行情報などが表示される |
3次車
(5185F〜5190F:東急車輛製)
2008年6月22日に、目黒線が日吉まで延伸することになり、これに必要な車両として、6編成36両が導入された。 2006年12月、東急5000系シリーズのベースとなったE231系を導入してきたJR東日本が、これを発展させた新世代の形式としてE233系を中央線快速電車に導入。これに伴い、東急電鉄も5000系シリーズをE233系に準ずる設計に変更し、東横線・田園都市線に導入を始めていた。そのため、5080系もこの3次車から、E233系ベースの車体を持って誕生している。 大きく変わったのがドアまわりの設計で、客室側の材質がステンレスから化粧板になり、質感を大きく向上させている。また、ドアガラスの複層化、ドア先端部に黄色線の導入、また、E231系でも後期車から導入されている、ドアの開閉時に点滅する上部の赤色点滅灯の設置などが目立つ点である。さらに、5189F以降はスカートが強化タイプに変更されている。 この3次車は2008年4月に2編成、5月に2編成、6月に1編成、そして7月に最後の1編成が、メーカーの東急車輌から長津田まで甲種輸送され、5月上旬から順次営業運転に就いている。東急電鉄の2008年度事業計画では36両の導入が計画されており、同年度の増備は5190Fで終了となる。

3次車(5685号車)のドア
ドア窓の押さえがスッキリした |

最新編成のスカートは強化型に 6000系と同様の強化型スカートが採用されている |
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